こんにちは、愛弓です。
1年近く、シャンプージプシー中だったので、使ったシャンプーの使用感などをブログに書いてきました。
でも、私は美容師さんでも、化粧品・シャンプーを研究開発してるわけでもないんですよね。
私が書かなきゃいけないものなんて、本当はないんです。
だからずっと、シャンプーのことを書くことに違和感も感じながら、ブログを更新してきました。
私が書きたいのは、シャンプーの成分についてでも、シャンプーの評価でもありません。
もともと私は、自分の頭皮の状態に関して『とくにトラブルはない』と思ってたんですよね。
でも実は、ものすごく敏感肌で、無自覚なだけで、いくつものトラブルもあったんですよね。昔から。
だから、私自身がどうやって自分の肌トラブルに気づいたのかとか…
自分が『正しい』と信じてた常識が覆されたときに、どう受け入れてきたのかとか…
どうやって自分に合うシャンプーを探したのかという過程とか…そういうものをを書きたいなって。
そういうものを書くことで、『これは、本当に自分にあってるのかな?』とか『自分には、どんなものがあってるんだろう?』みたいに考えるきっかけを作れればいいなと思いました。
今日のブログは、『シャンプーに関して、私はこんなことを書いていきたいな』っていう、自分とブログの距離を考えるための、私のためのブログです。
シャンプー選びの基準が、自分ではなくブログになってた
いろんなシャンプーを使って、使ったシャンプーをブログに書いて…。
そんな風にブログを更新してきました。
ブログを書き始めた頃は、シャンプーに興味を持っていて、『私に合うのは、どんなシャンプーだろう?』とか『このシャンプーも使ってみたいな~』なんて考えながら、シャンプーを選んでいました。
”自分が求めているシャンプー選び” が基準にあって、そのメモとしてのブログだったんでですよね。
もちろん、今でも『このシャンプー使ってみたいな』と興味を持ったシャンプーを使っていますよ。
でも、ここ最近、『しばらくは、このシャンプーを使っていこうかな』と思えるものに出ってから、私のシャンプー選びの基準は変わってしまいました。
『あの頃に好きだったシャンプー・興味を持っていたシャンプーを使ってみたいな』と今の自分ではなく、過去の自分が求めていたシャンプーを試してみたり…
『(自分が使ってみたいわけじゃないけど…)このシャンプーは「いい」って言ってる人もいるし…』とか『このシャンプーは口コミがいいみたいだな』と思ってシャンプーを購入することも増えました。
いつのまにか、シャンプー選びの軸が、”今の自分”からずれていってしまいました。
ブログを書くためのシャンプー選びになっていたのかもしれません。
初めのうちは、それでも問題ありませんでした。
単純に、ブログを更新できることや、ブログを読んでくれる人たちがいることが嬉しかったんですよね。
でも、『あぁ、このシャンプー好きだな♪』とか『癒されるな~』というのもから、『成分が~で、~で…』へと、自分の感覚よりも、思考的な部分が強くなっていくような違和感も感じていました。
シャンプーを使うのが恐くなったことで、ブログに書く意味を考え始めた
いつのまにか、『明日は、どのシャンプーを使ってみようかな~?』とか『このシャンプーは、どんな感じかな~?』と楽しむ気持ちはなくなって、
『明日は、何のシャンプーを使わなきゃいけないんだろう?』とか『このシャンプーは、本当に大丈夫なのかな?』と憂鬱な気持ちが現れました。
なんとなく、自分の中にある憂鬱な気持ちにも気づいていました。
でも、『あと〇日だけだから…』とその憂鬱な気持ちを抑え込んでいました。
ネット上で美容師さんたちが『成分がいい』と評価したシャンプー。
そのシャンプーを使った私の頭皮は、ものすごくかゆくて、荒れて、ボロボロになってきました。
『明日も、使わなきゃいけないのかな?』
『あといくつのシャンプーが残ってるんだろう?』
シャンプーのサンプルを見ながら思いました。

『いろんなシャンプーを使うことに…こうやってブログに書くことに意味はあるのかな?』
『私が書く必要があるのかな??』
自分の中でいくつもの疑問が生まれて、いくつもの疑問が答えのないまま消えていきました。
いや、答えはすぐ近くにあったのに、見ないふりをして目をそむけ続けました。
大学時代、『社会人になったら、使ってみたいな~』と思ってた、香りと使用感がよく、少し高価なシャンプー。
成分表の初めの方に、”ラウレス硫酸ナトリウム”という洗浄力の強い成分があったので、今までは購入することなく、避けてきました。
私はただ、ブログに書きたかったんです。あの頃、憧れていたシャンプーを。
ついにサンプルを手に入れ、『1度だけ使ってブログに書いてみよう』と思いました。
でも、そのシャンプーを手に取るたび、恐怖に震えました。
私の頭皮は、自分で思っていた以上に敏感だったんですよね。
敏感だったけど、それに気づかなかった私は、皮脂が過剰に出て、感覚がどんどん鈍感になっていって…その鈍感な自分を、自分自身なんだと思っていました。
この1年、いろんなシャンプーを使いながら、いろんなことを考えさえられてきて…自分の頭皮や髪に対するイメージは変わってきました。
シャンプー選びの基準も、変わってきました。
それなのに、ブログを書くためだけに、『今の私には絶対に合わない』と思ってるシャンプーを使おうとしました。
『あと1日後にしよう』
あと1日、2日…どんどん期限はのびていきました。
『1度使えば、それだけで終わるのに…』と思った時、ふと、恐怖に震えてる自分に気づきました。
『わたし、何やってんだろうな?』
『そんな思いまでして、シャンプーを使うことに…ブログを書くことに何の意味があるんだろう?』
『シャンプーの成分分析や使用感なんて、他にも書ける人がたくさんいるじゃん。…私が書きたいのは、そんなことだったかな?』
私が書きたいのは、自分の合うシャンプーを見つけるまでの過程だった
私が書きたかったのは、シャンプーの成分のことでも、どのシャンプーがいいかを評価することでもなかったんですよね。
1年前、今まで使っていたシャンプーに違和感を感じるようになって、シャンプーを探し始めました。
その時は、シャンプーのことをブログに書くこと自体には、大した意味なんてなかったんですよね。
いろんなシャンプーを使うなら、何を使って、自分がどう感じたかをメモしていこうかなって。
そんな気軽な感じでブログを書き始めました。
でも、洗浄力がマイルドなシャンプーを使うようになって、自分の悩みの原因が、自分の体が悪いのではなく、合わない洗浄成分を使っていたことにあったのだと気づきました。
だから、どんなふうに、自分に合う洗浄成分を探していったのかを書きたかったんですよね。
例えば、世の中には強すぎる洗浄成分がたくさんあったんだとして…私は洗浄力の弱いマイルドなシャンプーでも合わないほどの敏感肌になっていたとして…
『私には、洗浄力が弱いこのシャンプーがあってたから、みんなにも、それがオススメだよ!』なんて簡単には言えないんですよね。
性別、年齢、生活環境、食事、運動、皮脂量、肌質…
いろんなものがバラバラで、1人1人、自分に合うものって違うと思う。
誰に対しても、『これがいい!』とオススメできるものなんてないんじゃないのかなって思ったりもする。
だから私は、『私には、このシャンプーがあってた』というオススメの一品を紹介したいわけじゃないんですよね。
ただ、『こんな風に考えて、こんなシャンプーを使って、こんな風に感じて…そうやって、私は自分に合うシャンプーを見つけていったんだよ。』っていう過程を書きたかった。
自分に合うシャンプーを見つけるまでの過程を書きたかったんですよね。
そういう過程を書くことで、『本当に、これが自分になってるのかな?』って自分で考える時間ができたらいいなって。
そうやって、自分に合うものを見つけていける人が増えたらいいなって。
…私が書きたいのは、たぶん、そういうブログ。
だから今日のこの記事は、それを確認するための記事で、『これから、そういうのを書いていこうね』って自分に向けたブログ。
ただそれだけなんだけど…
もしもここまで読んでくれた人がいたら、ありがとうございます。
これから少しづつ、シャンプー選びの”過程”も書いていこうと思いますので、よろしくお願いします(^^)